自然と共に

いわゆる第７波が少し収束に向かいつつある中、各地では数年振りのイベント・催し物が再開されており、少しずつ以前の生活に戻りつつあるようです。そんな折、特に大きなイベントと感じているのが、11月1日に愛知県長久手市で開業される『ジブリパーク (ghibli-park.jp)』では無いでしょうか。
　長編アニメ映画で数々の感動作品を世に送りだしている“スタジオジブリ”、その世界観が愛・地球博記念公園で具現化されることは、愛知万博の理念「自然の叡智（優れた能力）」が次世代へ継承されることに繋がります。愛知県HPには、愛知万博とスタジオジブリに共通して流れているもの…それが「ひと、いきもの、地球に対する“愛”」とのこと。私たち自身が自然の一部であるように、自然界にあるものは必ずしも思うようになってくれないことが多々あります。身の回りにある“水”“木々”“火”等に加え“雨”“風”“天候”、又は、自分自身の体調（病気や寿命等）や相手の気持ち（好き嫌い等）やその関係性等数え上げればキリがありません。そうであるが故に、自然の叡智を少しでも知ることは、子どもたち自身が大きく成長するきっかけになるだけでなく、私たち自身も日々の支援で学ぶべきものが見えてくるように感じます。
　開業に向けたHPを拝見しますと、既に数か月先まで予約が埋まっているとのこと。地球と言う大きな生活環境で捉えると、子どもたち自身も身の回りの“自然”に長く関わっていくことになりますので、目先のことだけでなく広い視野で物事を考えることができるよう、引き続き、成長を見守りたいと思います。